【就活】あなたは真実を話している?自己PRで自分を盛るってどういうことなのかについて考える。

 

 

 

みなさん、こんにちは。いっちーです!

 

就活生のみなさん、これから就活を迎える学生のみなさん、こんな疑問が一度は胸に浮かんがことがあるのではないでしょうか?

 

「自己PRって言っても何を話していいかわからない・・・盛って話していいのかな」

 

結論から言います。私個人としては、自己PRは盛っていいと思います!

勘違いして欲しくないのは、盛ってもいいというだけで、盛るべき!ということではありません。

 

私の経験から、注意点をお話したいと思います。

 

 

盛ると決めたあなたへ

 

ガクチカって言っても、学生時代に大したことしてないしどうしよう・・・」と思い悩んだ末に、盛る決意をする学生は多いと思います。私もその1人でした(笑)

実際に、大企業の選考を受けている学生さんたちは、「インターンで○○万円売上を達成した」とか「Webサイトの構築をし直帰率が○○パーセントだったのに対し、〜をすることによって・・・」など大きなことや難しそうな話をしている人はたくさんいますよね。

私が自分を盛ろうと決めたのは、「みんな盛ってるのに自分だけ素で勝負してたらばかばかしい。思いっきり盛ってやろう!」という理由でした。

よくESのハウツーで、ガクチカには数字を盛り込んで何をしたことで、どんな具体的な結果に結びついたかを書きましょうなんてありますよね。それを読んだときの私の気持ちは、「数字なんて意識してねえよ!大学生ってそんなまじめじゃないから!」でした(笑)いや、真面目に勉強や研究に取り組んでいる学生さんもたくさんいますよね。でも、それって全員じゃないですし、私みたいに毎日楽しく過ごすことだけを考えてる学生も多いんじゃないかって思います。

そんな現実にも関わらず、自己PRという場ではそういう一生懸命取り組んだ何かや、数字での結果を要求されるわけです。だからみんな揃ってバイトリーダーやサークルの主将に成りすまし、自分を大きく語ります。なんだか意味のないことのように思われますが、みんなやっている誇張を自分だけしなかったら落ちそうですよね。就活生が嘘をついたり盛ったりするのってそういう理由かなって思います。

 

そんな迷える就活生のみなさんにお伝えしたい。盛るのってそんなに簡単じゃないんです。盛るとなると、多少なりとも事実と異なることを話すわけです。

ですから、徹底的に話を作りこんでください。

どんな気持ちでどういう行動を起こしたか、苦労した点やそれを乗り越えた方法、なぜその方法で乗り越えられたか・・・etc 面接官はどんな人柄なのか知りたいわけですから、細かい質問も多いです。

中途半端に話を作っただけだと、面接中にフリーズしてしまったり(友達の体験談です(笑))、時間軸がおかしくなってしまい、気まずい空気になってしまうことも・・・。

これを聞いて、緊張してしまう人もいるかと思いますが、大丈夫です。細かい設定を作って何度も復唱しているうちに、まるで本当の経験談のように感じてきます。不思議なものですが、脳が言い聞かせられることで思い込むんですね。

私も最初の1、2回は緊張したり罪悪感が湧いてきましたが、3回目くらいからは本当に経験したかのような感覚で話していました。

しかし、すべての質問を事前に予想して話を作り込めるわけではないでしょう。もし想定外の質問が出たら、一生懸命考えたり思い出している雰囲気を出して、矛盾ないように答えます。そして、肝心なのが、必ず面接終了後に質問内容と答えをメモしてください。

その選考をパスした場合でも、次選考で同じ質問をされたときに矛盾なく答えることが必須です!

 

一生懸命話している姿で、案外面接官は信じてくれます。落ち着いて臨んでください。

 

 

そうはいっても盛るのはなあ・・・というあなたへ

 

冒頭で、私も盛りましたと言いましたが、途中で盛るのをやめました。

なぜかというと、「就職するってなんだろう」ということを真剣に考えたときに、盛るのは自分のためにならないという結論に達したからです。

 

内定をもらうということは、就活生にとってはある種のゴールです。しかし、大学を卒業して働き始めたときのことを想像してみてください・・・。

自分を大きく見せて入社したら、会社側は「あれ、こんなもんなの?」と思いますし、自分も「期待されてるけど本当の自分はこうだから・・・」と会社と自分のミスマッチが起こりますよね。

これって両者にとって損だと思うんです。本当の自分がどんな人間なのかを話し、それを受け入れてもらえた会社でなら、会社からは「思った通りの人だ」と思ってもらえますし、自分も働きやすいと思います。

 

こういう理由で、私は盛るのをやめたんですね。そして、素の自分に内定をくれた会社に4月から入社しようと決めました。

 

素の自分を出して認めてもらえるか心配なあなた、大丈夫です。

企業は、あなたがどんなすごいことを成し遂げたかを期待してはいません。あなたがどう考え、どう行動する人間なのかを見ているんです。それは小さなことでも構いません。自信をもって「これをがんばった!」と話せることが大切だと思います。

 

私は、留学するためにサークルをやめてバイトに打ち込んだ話を熱意を持って伝えた結果、内定を獲得することができました。こんな小さなこと・・・と遠慮する必要はありません。要は自信を持って話せることに意味があります!

嘘をつくことで自信を持って話せないのだとしたら、正々堂々、小さなことでも本当のエピソードを話すことをお勧めします!

 

 

結論・・・

 

ガクチカで自分を盛ることは、必要ならしてもいいことである!というかみんなが盛っていたらそれは必要悪!

でも盛る前に頭に置いておいてほしいのは、盛らなくてもあなたを認めてくれる人はたくさんいるよ!話のスケールより、自信を持って言えるかの方が大切!ってことです。

 

 

 

よく考えて、準備万端で選考に臨んでくださいね!